ひとびとが りょうしを ゆさぶると
かれは めをあけて おどろきました

じぶんに おおいかぶさるようにして あいている あなは
みおぼえがない ものでした

ひとびとは りょうしのぶじを よろこび
みんなで さとへ かえっていきました



それから
やまでも さとでも
けうけげんを みたものは いませんでした



おわり